和名:カブトムシ
学名:Allomyrina dichotoma
大きさ:30〜53 mm (ツノの長さをのぞいた長さ)
採集できる季節:6〜8月
採集できる場所:これは♂と♀のカブトムシが、奈良教育大学の吉備塚古墳にあるクヌギの樹液に集まっているところの写真です。大きさは50mm程です。幼虫は腐葉土(ふようど)やたい肥の中でそだちます。

説明:クヌギなどの樹液やじゅくした果実(かじつ)にあつまります。

本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)、奄美大島(あまみおおしま)、沖縄諸島(おきなわしょとう)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • ♂には、頭部(とうぶ)と前胸背(ぜんきょうせ)にツノがあるが、♀にはツノはない。
  • 上翅(じょうし)には、柔らかい毛がたくさんはえている。
  • 前胸腹板(ぜんきょうふくばん)には、肢のき節のあいだにおおぎ型のとっきをもつ。
  • 後肢(こうし:うしろあしのこと)の第1ふ節は三角形にひろがらない。
  • ♂の前肢のけい節は♀より長い。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑II (甲虫編)北隆館

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